№001 予想GUY(外)です

先日花園高校のコーチで練習していたときの話。
学校の横にある妙心寺で、記念写真を撮っていたどこかの女子高生に練習している俺たちは手を振られた。そのとき彼女達が俺に発した言葉
「ハロ〜〜〜ッ!!」
サングラスもしていない俺は、またもや外人に間違えられてしまったようだ・・・
思い返せば18歳のとき。
シンガポールの空港免税店であまりにも日本語で鬱陶しいほどに物を勧めるものだから
「日本語あまり分かりません」
と言ってみた。そしたら
「そうですね。確かに日本人には見えません。フランス人ですか?」
と英語で話しかけられ、その後はいっさい勧められなかった。
はぁ??俺は思いがけない展開に困惑してしまった。

19歳のときには、住んでいたオランダ南部の町に23歳で再び戻ってきた。そのときのオランダ人の友人は俺のことを覚えていなくて
「昔日本人が住んでいたけど弱かったよ。その点君は日本人じゃなく・・・」
なんだ!この予想GUYな展開はぁ〜〜〜!!
ポルトガル人は日本人と違って走るしさぁ」
と、俺はいつの間にかポルトガル人にされていた。

プロで走っていたベルギー時代。表から見ても裏から見ても、とにかくどこからどう見ても日本人顔の妻と一緒にいようとも、コロンビア人ですね?と聞かれたし、コロンビアの世界選手権のときに一人で練習をしていても、行きかう車にスペイン語で道を聞かれたり・・・

2004年のTOJ大阪ステージの出走サインに行くと、役員に思い切り英語でサインする場所を指示されるし(指示している先は前から読んでも後ろから読んでも日本人名なのに)、ジャパンカップでは宇都宮のホテルで、日本語でフロントの人に質問しているのに、英語で答えられるし・・・
とにかくコテコテ関西人だと自負する俺だが、なぜか外人に間違えられる。

普通に喋ると
「おっ!この人日本語通じるよ」と言われ、決して日本人とは言われない。
俺にとってこの一連の出来事、かなり予想GUY(外)なのである。