2006-01-01から1年間の記事一覧
2006アジア選手権(マレーシア) 個人ロード 173km アジアで最も強い男を決めるアジア選手権個人ロード。3日前のチームロードでは思いのほか消耗してしまい、自分が考えている以上に回復しているイメージがない。多分それはインドネシアでの体調不良を押して完…
2006アジア選手権(マレーシア) チームロード 90km今シーズンの中で、結果を狙っていきたいレースの一つがこのアジア選手権(マレーシア)だった。選手をしている以上は「日の丸」を着用することに俺は特別の気持ちを持っている。 日の丸を背負うと言うことは生半…
先日花園高校のコーチで練習していたときの話。 学校の横にある妙心寺で、記念写真を撮っていたどこかの女子高生に練習している俺たちは手を振られた。そのとき彼女達が俺に発した言葉 「ハロ〜〜〜ッ!!」 サングラスもしていない俺は、またもや外人に間違え…
Stage9 Banyuwangi-Kuta 147.0km 第8ステージ終了地点、そこはジャワ島からバリ島へと続く楽園のような景色。 最終ステージを前にして心身ともに疲れきった状態の俺には、海岸で見た朝日はこの上ないリフレッシュメントとなり、やる気を充填してくれた。最終…
Stage8 Jember-Banyuwangi 111.6km 第7ステージ後、意識が遠のいていって、ホテルに着くなりそのままトイレへ直行。点滴や薬を投与されたものの、まだ腸内には菌が残っている。それがレース中の抵抗力のない身体で繁殖しているのだろう。レース中盤からほと…
Stage7 Malang-Jember 181km 第6ステージ終了後、病院で点滴が始まったのは午後5時半。ようやく点滴が終了したのは日付の変った午前2時半。同じ部屋には飯島に福島兄弟がいる。そして晩には廣瀬も担ぎ込まれた・・・日本人はすべて体調を崩してしまった。昨夜の…
ラボバンクのエリック・デッケルが寂しい引退となってしまった。 エリックには昔から何か縁がある選手。 俺は87年に高校卒業と同時にオランダへ渡欧。当時ホームステイしていたのは「スケート」「コガミヤタ」「サッカー」で有名なヘーレンフェーンと言う北の街。フ…
Stage6 Madiun-malang 183.6km 第6ステージは序盤こそ平坦だが、後半は厳しい登りが待ち構えている。後半までどうやってレースを動かしていくのか・・・他チームからの総攻撃は必至である。朝食を食べようとレストランに入った瞬間、香辛料の香りで俺はいきなり…
Stage 5 Solo-Madiun 108.9km 総合リーダー、山岳賞リーダー、スプリント賞リーダー、そしてチーム総合1位・・・すべての賞を確保している。 俺の考えはいつもネガティブから入っているかも知れない。 1チーム5人と言うことを考えると俺は少し「やりすぎ」じゃな…
Stage 4 Purwokerto-Solo 245.1km 第4ステージはおよそ250キロもの長丁場。それはUCIのレギュレーションを本当にクリアーしているのかも不明だ。 俺が欧州で走っていた頃、UCIレギュレーションではクラッシックレースは200キロで誤差が10%以内。ただしパリ…
Stage3 Cirebon-Purwokerto 187.3km 今大会最初の山岳賞設定のあるステージ。186キロのステージで146キロ地点に山岳賞がある。およそ14キロほどで600mアップ。プロフィールだけを見ているとそれほどきついものじゃない。明日の250キロステージで1400m越えを2…
Stage2 Bandung〜Cirebon 133.1km。 山岳ポイントが設定されていない登りがひとつある。コースプロフィールを見るとおよそ200mほどの高低差だ。ひとまずは登りを越えてポイント賞争い、そして区間などを冷静にみていきたい。
Stage1 Jakarta Criterium 54.6km ナショナルチームに抜擢されインドネシアの地に降り立った。ツール・ド・インドネシア(UCIカテゴリー2-2)に出場するためだ。そしてこのステージレース後に一時帰国し、そのままマレーシアで開催されるアジア選手権に出場する…
今年から始まったJツアーシリーズ。現在真理がリーダージャージに袖を通している。チームとしてはなんとか真理に総合優勝をしてもらうべく全力で働いている。 シーズンも残り半分を切っているし、そろそろポイントを考えた動きをしっかりとしていかなければ…
去年優勝した丸岡ロード。もちろん今年も俺は勝ちを狙いたい。ただ今年は去年と少し違う立場に置かれている。それは8月の終わりからナショナルチームに選抜され、ツール・ド・インドネシア、そしてアジア選手権代表になったことで、俺は丸岡のレース前に高強度…
全日本選手権のあと、いくつか気分転換的なレースを走ってきた。 西日本実業団トラックや宮田工業㈱主催のマウンテンバイクレース。これはあくまでコンディションを維持するための、俺にすればいわばレクレーション的な感覚だった。そしてその感覚からレース…
全日本選手権ロード。それは名のごとく日本人で最も強い選手を決める大会。この大会は消化試合のように考えたくない。走るからには一番を目指した戦いたい。そういうレースだ。 今まで何度となく出場したが、まだこの大会では優勝者リストに名を残していない…
今年目標としているレースは5レース。最初のレースが全日本選手権だ。 今年は元旦からいきなりのアクシデントで、自分でもスロースタートとなった。一体どこに自分のピークを持ってくるのか?それこそ極端な話だが今年はそのまま来期以降への以降シーズンで…
熊野最終ステージ。今年は久しぶりに鯨の町太地町の周回コースだ。 アップダウンに富み、レースをコントロールすることが難しいコースだ。 チームのミーティングで真理のリーダージャージを守るのにどうするのか。津末は前日に体調不良で今日はレースを出走…
熊野第2ステージ。名物の千枚田、そして札立峠が待ち構える。 天候は悪く、下りはどうなっているのか想像がつかない。特に札立峠は路面状況はただでさえ悪く、普通に藻が生えている区間もある。油断して下っていると取り返しのつかないことになる危険もある…
(2001年 GPミット・バンクより) 5月第1週めの週末、デンマークのレースに出場する事になった。 デンマークまで車で移動。ベルギーのアパートから実に9時間半。チームカーに座っているだけでもかなり消耗する。デンマークってこんなに遠かったんだ!と実感した…
TOJからの勢いをそのまま熊野でも、ということでチームのエースは真理ということが前日のミーティングで決まった。 俺自身前年度区間2勝、そして総合3位だったし悪いわけじゃないが、ここは取りこぼしのないようにしたいレース。特に今年から始まったJツアー…
今期はフルプロ・スカンジウム'06を使用すべく、春から使用を開始。TOJ、全日本選手権に向けてバイクもフィットしはじめ「さぁ!これから!」と言うときに、練習中にオートバイが右コーナーでショートカット、そのまま正面衝突となった。 幸い怪我はたいしたこ…
チームとして最終的に何を狙うのか。ここまでの流れであれば真理のポイント賞に照準を定めるのが一番効果的だろう。 俺自身TOJでは総合を考えずに走るのだから楽と言えば楽だ。富士山のヒルクライムも伊豆ステージも東京に体力を温存して走ればいい。事実…
飯田のステージは俺の知るレースの中でもかなりタフな部類のコースだ。平坦はほとんどないがスピードの上がるコースで、そして一気にピークへと駆け上がる峠。そしてその後もアップダウンで選手を休ませない。 チームの目標としては(鈴木)真理の区間賞、もち…
2002年「プッテ・カペーレン」より 今シーズン、ヨーロッパでの最後のロードレースとなるのは「プッテ・カペーレン(ベルギー・1-3・177キロ)」。このレースはベルギーで行われる最終レースだ。 (ちなみにレースはベルギーとオランダの国境がスタート&ゴールで、周…
奈良ステージは全ステージ中で最も俺への応援が多いし、一番良い姿を見て欲しいと思って走っているステージだ。 家から40キロほどの距離でたまに練習に行く場所でもあり、住所のある大阪府よりもトレーニングで馴染みのある奈良ステージのほうが俺にとって地…
今年のツアー・オブ・ジャパンは初日から波乱の幕開けだった。 2日前の金曜日、練習中に反対車線を原付オートバイが走行し、そのまま正面衝突。このレースに向けて準備してきたバイクは全損。レースを前にバイクがない状態に陥った。そのためレース会場でレー…
今年から実業団のレースはサイクルロードレース・ジャパンツアーとして新しいシステムが導入された。そして年間のランキング上位選手には賞金がもらえることになった。そのため個々のレースの結果はもちろん重要だが、すべてのレースをトータルで考え、総合で…
2006年4月9日 シマノもてぎサイクルロード4月は本当にレースが少なく、上旬のシマノもてぎ、そして東日本実業団ロードぐらいしかない。その中で上旬のシマノもてぎはレース規模自体は大きくないが、手を抜けるレースじゃないという位置づけだった。 桜の季節…