№035 ツール・ド・インドネシア第5ステージ
Stage 5 Solo-Madiun 108.9km
総合リーダー、山岳賞リーダー、スプリント賞リーダー、そしてチーム総合1位・・・すべての賞を確保している。
俺の考えはいつもネガティブから入っているかも知れない。
1チーム5人と言うことを考えると俺は少し「やりすぎ」じゃないかと言う思いがあった。
残りはまだ5ステージある。すべてを持っている以上取りようがない。裏を返せば失う一方だ。何が一番守らなければならないもので、何なら失ってもいいのか・・・
一番大事なのは個人総合優勝。福島弟のポイントは上手く立ち回れば何とか守れる可能性はある。俺のグリーンジャージは一番手元を離れる可能性が高い。それは別に構わない。俺のジャージを取りにきたんじゃない。今は福島のリーダーが最も大事だ。
№034 ツール・ド・インドネシア第4ステージ
Stage 4 Purwokerto-Solo 245.1km
第4ステージはおよそ250キロもの長丁場。それはUCIのレギュレーションを本当にクリアーしているのかも不明だ。
俺が欧州で走っていた頃、UCIレギュレーションではクラッシックレースは200キロで誤差が10%以内。ただしパリ〜ブリュッセルは除く(250キロで誤差を含めて275キロ以内だった。ちなみにパリ〜ブリュッセルは2002年に287キロだったかで開催し、そのままUCIからペナルティ。翌年はカテゴリーを下げられてしまった)ワールドカップレースは240キロか250キロだった。
なんでも聞いた話なので定かではないが、本来は2日に分けて行うレースを日程の都合で合算。そしてそれはインドネシア車連始まって以来の最長距離レースとして、なんだかやたらともてはやされていた。
№033 ツール・ド・インドネシア第3ステージ
Stage3 Cirebon-Purwokerto 187.3km
今大会最初の山岳賞設定のあるステージ。186キロのステージで146キロ地点に山岳賞がある。およそ14キロほどで600mアップ。プロフィールだけを見ているとそれほどきついものじゃない。明日の250キロステージで1400m越えを2回するほうがはるかにきついだろう。今日は大きな動きはないのでは?と思いスタート。しかし実際はまったく違った。プロフィールからは想像も出来ないほどの急坂が待ち構えていたのだった・・・